カヤックの購入を検討されている方へ

カヤックフィッシングが釣りのジャンルとして出てきてyoutubeなどの動画サイトでもアップされ人気がでてきています。

最近ではコロナの影響もあるのか釣り人口も増えてきており、メジャーな釣り場は混雑。

その為、シーズンになると最悪ポイントに入れず釣りができないというケースもあると思います。

そんな中カヤックフィッシングは、今まで手の届かなかった大海原で自由に釣りをすることが出来るという点で非常に魅力に感じる方も多いと思います。

私もそんな魅力にひかれてカヤックを購入した一人です。

私の場合、カヤックフィッシングを始めるにあたって、始める前と始めた後ではカヤックフィッシングに対するイメージに少しギャップがありました。

これからカヤックフィッシングを始めるにあたってカヤックの購入を検討されている方へ少しでも参考になればと思い、私に実際に生じた問題や起こりうる危険性などをまとめてみました。

カヤックの保管場所の問題

カヤックを購入した場合、艇をどこに保管するかというのがまず第一に問題になると思います。

私の場合は持ち家一戸建てで1階部分が自室となっているので、保管は自室に自作のハンガーラックを作って壁掛けにしています。

ただマンション住まいの方にとっては、まず自室で保管というのは不可能だと思います。

倉庫やレンタルスペースを借りるか、もしくはカヤックショップなどで艇の預かりサービスを行っているショップもあるので、それを利用する方法もあります。

屋外に保管をされる場合、紫外線によって劣化するので紫外線対策をしたうえで保管することをお勧めします。

出艇場所の問題

さて、カヤックを購入したら次に問題になるのが出艇場所の問題です。

これが一番の問題。

カヤックはどこからでも出艇できるものではありません。

カヤックフィッシングをしている人は自分の知っている出艇場所は教えたくないものです。

それは労力をかけて探した場所であり、教えることで場所が荒らされる可能性があるから。

ネットなどので出艇場所を教えてくださいと質問をしても、まず誰も教えてくれないでしょう。

ハードルが低いのは海水浴場です。

駐車場が近ければアプローチも楽になるので、グーグルマップなどで駐車場が近い海水浴場を探すのがおすすめです。

ただし、海水浴期間中は絶対にNGというのと、海水浴期間外でも場所によってはカヤックやミニボートの出艇自体を禁止にしている場合もあるので必ず事前に現地に行って確認をするか、海水浴場の管理している地方自治体に問い合わせをするようにしてください。

次に漁港のスロープは基本NGと考えてください。

特にミニボートやカヤックで釣りをする人は漁港の人にとっては煙たがられます。

漁師さんにとっては生活をかけて仕事として海に出ているのにレジャーで遊びにきて、しかも仕事の邪魔をされるのであれば、その地域全体でカヤックが禁止となりかねません。

出艇NGの場所でカヤックを出すとカヤックをしている人全体に迷惑が掛かるということを肝に銘じておいてください。

ゴミの持ち帰りなども当然です。

カヤックフィッシングの危険性

カヤックフィッシングは体一つで大海原に漕ぎ出します。

その中で、様々な危険性が考えられます。

沈のリスク

いわゆる転覆のリスク。

カヤックフィッシングをするにあたって必ずこの沈のリスクは常に頭に入れておかないといけません。

沈をしたときのために再乗艇ができるようにしておかなくてはなりません。

カヤックフィッシングを始める場合、大半の方は一緒に出艇できる仲間がいない人が多いと思います。

一人でカヤックで沖に出て、沈した場合、最悪のケースも考えられます。

そうならない為に、ライフジャケットはもちろんのこと、必ず一人で再乗艇が出来るようになってから沖に出るようにしてください。

カヤックの再乗艇は浅瀬で訓練ができます。

セルフレスキューの方法を身に着けるようにしましょう。

海況のリスク

釣りに特化したフィッシングカヤックというシットオンタイプのカヤックは幅もあり安定性があります。

私はバイキングカヤックの忍というカヤックを使用していますが、カヤックの上に立ち上がれるくらい安定性は優れています。

それでも波や風などの海況によっては沈しそうな時がありました。

特に風、波の状況は大事で、出艇可否の判断で大切な要素にもなります。

私の場合、風速5m/秒、波高0.5m以上になる場合は出艇しないようにしています。

出艇する場所によっても異なると思いますが、波高0.5m以上になると、釣りができない状況です。

(テクニックもあるのでしょうが。。。)

釣りができないというのはカヤックでバランスを保つのに一杯で釣りに集中できないというのと、意外と思われるかもしれませんが船酔いで釣りどころではなくなります。

船酔いは慣れの部分が大きいと思いますが、私も最初の頃は結構船酔いをして辛い思いをしました。

次に風の状況ですが向かい風で風速5m/s以上になると体力的に結構しんどいです。

(体力の問題もあるのでしょうが。。。)

風速7mになるとカヤックはほぼ進みません。

カヤックで沖に出て、風が強くなってきて結果、帰れなくなったというニュースも多く見ます。

カヤックフィッシングに行く当日の風や波高の状況は必ず事前に把握していくようにしましょう。

おすすめは「Windy」です。

一週間の風速や波高の状況がビジュアル化されて非常に見やすく、私も愛用しています。

ただし正直なところ、一週間先の風速や波高はあてになりません。

前日に必ず再度確認をしてから出艇できるかどうか判断をしましょう。

一つのサイトより2つのサイトを確認して判断したほうがいいと思います。

海況というのは予報と大きく変わることが多々あります。

出艇後に風が予想より強くなってきた、波が出てきた、と感じたら迷わず岸に近いところまで避難してください。

万が一、どうしようもなくなった場合や命の危険を感じた場合は迷わず海上保安庁「118」に電話をして救助要請をしてください。

このような場合に備えて、携帯電話は必ず防水ケースに入れ手に届くとことに置いておくようにしてください。

カヤック本体・パドルのリスク

近年、様々なカヤックが販売されており中には激安カヤックと言われる安価なカヤックも販売されています。

安価なカヤックがすべてダメと言うつもりではありませんが、中には作りの甘さからかカヤック内部へ浸水して沈みそうになったという情報も目にします。

カヤックは自分の命を任せるものになります。可能な限りここはケチらずに考えて欲しいなと思います。

次に、シットオンタイプのカヤックにはドレンプラグという内部の水を排水するための穴がついています。

このドレンプラグが開いたまま出艇をすると艇に海水が入ってきてしまいます。

出艇時にはドレンプラグの閉め忘れがないか必ず確認をするようにしましょう。

最後にパドルですが、カヤックフィッシングに行く際は必ず予備のパドルを持つようにしましょう。

これはカヤックフィッシング時にパドルを落としてしまった場合とパドル破損によりパドリングが出来なくなってしまった場合の為です。

予備パドルは万が一の時に手が届かない、ということにならないように、すぐに手に取れるところに積んでおくようにしましょう。

カヤックフィッシングの場合はロッドも含めてですがパドルと一緒にカヤック本体にリーシュコードでつないでおくようにしましょう。

最悪、落としてしまっても回収ができます。

他船との衝突による事故のリスク

カヤックは海の上では、すごく低い乗り物になります。

これは、他の漁船などの大型船舶から見ると船の高低差から漁船側からカヤックが見えなくなるということです。

漁船と衝突して、転覆という事態も十分考えられます。

そうならない為に、他船からカヤックが目視できるようにフラッグは必ずつけるようにしましょう。

最近フラッグをつけていないカヤックを見かけますが、自分を守る為にも、今後カヤックフィッシングを続けていく為にも必ずカヤックフラッグは取りつけるようにしてほしいと思います。

ホイッスルを持っていれば他船が近づいてきて、危険を感じた際にホイッスルで知らせるという方法もあります。

カヤックフィッシングを始める前と始めた後のイメージギャップ

私の場合、カヤックを購入してカヤックフィッシングを始めてから、始める前と少しイメージギャップがありました。

いわゆる、理想と現実というやつです。

簡単に大きな魚が釣れるはず!

カヤックで沖に出て釣りをすれば大きな魚がたくさん釣れるはず、というイメージがありました。

坊主なんてありえない、とも思っていました。

現実は、、普通にありますよ坊主。

実は、沖に出れば大海原すべてが釣りポイント、というわけではないのです。 

魚を釣るためには魚が付いている根や起伏を探す必要があり広大な大海原からそれを探していく必要があります。

それを見つけるのに多くの時間がかかります。

ポイントを知っている人、複数のポイントを持っている人の釣果は持っていない人と比べても断然違います。

毎週末カヤックフィッシングに行くぞ!

わたしはサラリーマンをしながら休日にカヤックフィッシングを楽しむ生活をしていますが、希望としては毎週末にカヤックフィッシングへ行きたいと思っています。

ただ、天候や海況が合わず休みの日に出艇が出来ないということは多々あります。

私の場合は土日がメインですが、この土日に海況が合わない(風速5m/s以上、波高0.5m以上)ことのほうが多いです。

まとめ

カヤックフィッシングを始めるには多くの問題をクリアする必要があります。

保管場所や出艇場所、またカヤックフィッシングをするにあたってのマナー。

カヤックで沖に出ることで生じるリスクも把握しておく必要があります。

私は一度カヤックフィッシングツアーに参加をしてみることをおすすめします。

日本全国でKFツアー開催されていますので、こちらで一度経験をしてみてはいかがでしょうか?

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